コネスポでは、本事業のパートナーやメンバーを紹介するインタビューを配信しています。今回は、12月からコネスポのメンバークラブに加入いただいた、柏レディースフットボールクラブの五十嵐正広様にインタビューさせていただきました。
柏レディースフットボールクラブは、柏市内で活動されている女子サッカーのチームです。柏レディースフットボールクラブの前身クラブには、コネスポ合同会社代表の私が小学生のころに所属していたサッカークラブで久しぶりに伺ったグラウンドで子供たちが走り回っている姿を見て、非常に懐かしかったです。
柏レディースフットボールクラブの詳細については、クラブ紹介ページをご覧下さい。
Q.柏レディースフットボールクラブが立ち上がったなったきっかけは？
私の息子と娘が中原サッカークラブに所属していて、私自身もコーチとして活動していました。当時、近隣小学校で活動していた３つのサッカークラブに女子の選手が少しずつ増えてきて、女子だけが集まって一緒に練習してみないかという話がありました。その合同練習が、柏レディースフットボールクラブが立ち上がるきっかけです。
合同練習を始めた頃は、6～7人にしか集まらず、女子チームとして活動するのは難しかったので、男子のサッカークラブと同じグラウンドで練習していました。ただ、私の娘や他の子供たちが、女の子だけでサッカーできる環境を楽しんでいて、子供たち同士が非常に盛り上がっていました。合同練習を続けていく中で、徐々に女子が増えてきて、試合に出場できるくらいの人数が集まったタイミングで、新柏サッカークラブから独立して、柏レディースフットボールクラブとして活動を始めました。
女子チームとして活動始めた2008年ごろは、シュート0の試合があったり、なかなか試合にも勝てない時期が続きましたが、昨年11月に行われた『2022年度 第4回千葉県U-12ガールズサッカー選手権大会』で３位となり、『JFA U-12ガールズゲーム2022 関東 in 千葉』の関東大会にも出場することができるクラブになりました。
Q.クラブの活動方針や大切にしていることは？
サッカーを楽しむこと、サッカーを好きになるような練習や接し方を心がけています。高学年になれば勝負にこだわることも重要ですが、特に低学年の時期は子供たちが楽しむことを第一に考えています。
また、レベルの高い女子の選手であれば、男子チームに混ざっても、男子と同じようなプレーをすることは可能です。しかしながら、大半の子は小学4年生ごろになると、体力やスピードで差が出てしまい、男子とのプレーが難しくなることから、サッカーをつまらなく感じてしまう子供が多いので、女子でもサッカーを続けたいと思えるような環境を大切にしています。
Q.女子サッカーの現状は？
2011年のなでしこジャパンの影響もあって、千葉県内に女子チームが徐々に増えてきて、女子チームの招待大会や公式戦なども開催されるようになりました。また、女子チームの増加や私立の中学校で女子サッカー部が設立されるなど、小学校を卒業した後もサッカーを続けられる環境が少しずつ整ってきていますので、中学生になってもサッカーを続けてほしいと常に思っています。
柏レディースフットボールクラブ出身の選手も、様々なクラブチームや部活動で活躍しており、卒団生の中には、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに所属してプレーしている選手もいます。
Q. スポーツクラブとして困っているや悩んでいることは？
クラブとして、まず会員50名を目指しているのですが、なかなかその規模に到達できていないです。新規会員の獲得はクラブのホームページやチラシ、口コミが多いですが、その他で新規会員の獲得につながる仕組みがあればと思っています。
また、どのスポーツクラブも同じ状況かもしれませんが、グラウンドや活動場所の確保は課題に感じています。中原小学校のグラウンドは、柏レディースフットボールクラブ以外に2つの少年野球チームも使用しており、活動できる日時が制限されてしまいます。月々の会費も安く、限られた予算の中で運営しているため、料金の高い民間のサッカーやフットサル施設を定期的に利用するのは難しいです。定期的に活動できる場所を確保することで、子供たちがよりサッカーを楽しめる環境を提供したいと思っています。
Q.コネスポについての印象は？
最初はどのような事業か分からなかったが、サッカーに限らず、様々なスポーツ団体が地域を中心につながることで、スポーツをしている子供たちの親にもメリットがあるような環境が整ってくることは非常に良いことだと思っています。まだ利用できるクーポンは少ないと思いますが、クーポンの種類が充実してくることでより多くのスポーツクラブにとってメリットがあるのではないかと感じています。
Q. コネスポに今後期待することは？
飲食店やスーパーのクーポンがもらえるようになると、日常生活における消費の負担が軽減されるメリットが増えてきて、保護者の方々に「いいな」と思ってもらえるようになってもらうことが一番だと思います。生活に直結するような、企業や事業者のクーポンが増えてくることをクラブとしても期待しています。
また、新規会員が集まってくるルートはひとつでも多い方がよいので、コネスポのホームページにある問い合わせフォームから新規会員が増えたりすると、クラブにとってクーポン以外の付加価値としては、非常に大きいと思います。
Q. クラブとして今後目指していきたいことは？
男子に比べると、女子サッカーのチーム数はまだ限られているため、クラブの規模を大きくすることで、より多くの女の子にサッカーを楽しんでもらえる環境を提供できるにしていきたいと思います。
もちろん競技面でも、県内で良い成績を常に残せるようなクラブにしていきたいです。「優秀な選手がその年代にいたから強かった」ではなく、低学年からしっかりとサッカーの基礎をトレーニングして、子供たちと一緒に成長し、高学年になった時にその成果が表れるようなチームにしていきたいと思います。
五十嵐様、お忙しい中、インタビューありがとうございました‼
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